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2005WCT R1 PORTUGAL
 2005トライアル世界選手権 R1 ポルトガル

 

日本人が世界チャンピオンとなって、はじめての世界選手権。2005年開幕戦は、ポルトガルのパンピロサ・ダ・セラで開催された。首都リスボンから3時間あまり。一応街としての機能は備わっているが、近隣の大きな街からも遠く、トライアルらしいロケーションでの開幕戦となった。

藤波貴久にとって、ゼッケン1をつけてのはじめての世界選手権だが、はじめてはそれだけではない。4ストロークエンジンの導入である。2004年シーズンが終了してから、モンテッサチームはニューマシンを相手に、必死の作業が続いた。世界選手権のトップライダーが走らせて、勝てるマシンに仕上げなければいけない。その間、インドア世界選手権への参戦もあった。いつになく忙しいシーズンオフが、藤波のチャンピオンとしてのはじめてのシーズンオフになった。

もちろんマシンの変更は藤波だけの問題ではない。いまだ最大のライバル、ドギー・ランプキンも同じようにマシンを乗り換えた。チームメイトのマルク・フレイシャも同様だ。4人目のモンテッサのライダー、紅一点ライア・サンツもだ。世界選手権の現場からは、すでにモンテッサの2ストロークマシンはマインダーを含めてもほとんどいない状況となった。

藤波以外の期待の日本人たち、黒山健一は、年々、トライアルが楽しくなっていると語る。名マインダーに成長した弟の二郎との息もぴったり。昨年は何回か勝ちそこねた大会があっただけに、今年はまずは一勝を狙って挑戦だ。

野崎史高は、この2年間、毎度ケガに悩まされてきた。特にシーズンの序盤は、ほとんど走るチャンスがないということもあった。今年はマインダーも二人体制となり、もちろんケガもない。いつになく、明るくシーズンインに入れる野崎の姿があった。

復活を誓うランプキン、そろそろ本気でチャンピオンがほしいアダム・ラガ。

そして大会は、チャンピオンの意外なアクシデントで幕を開けてしまった。しかし、ドギー・ランプキンにより4ストロークエンジンは見事に優勝。ポテンシャルを実証したのである。

4ストロークマシンが世界選手権で優勝したのは、86年のスティーブ・サンダースの第11戦スウェーデン大会以来のことだった。

2005WCT R1 PORTUGAL
2005トライアル世界選手権
開幕戦ポルトガル
◎4ストロークエンジン
 開幕戦優勝!


開催地/ポルトガル
開催日/4月17日
FIM国際モーターサイクリズム連盟
制作・著作・発売/自然山通信

DVD/100分
JANコード/4560187780219
定価3,400円

VHS/100分
JANコード/4560187780226
定価3,400円

◎5月17日発売



 

 

 
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